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大きな本屋に行くと、バックカントリースキー関連の本がたくさん置いてあります。またシーズン前になると「山と渓谷」、「岳人」などの山岳雑誌でも特集で組まれます。実際にバックカントリーに出動する前に、本などで事前に知識を付けておくべきでしょう。
バックカントリーの経験値を上げる方法として、人(ガイドや先輩)に教えてもらう、自分で体感する、そしてやはり本による知識の習得は大きいものです。
まだBCに行ったことのない段階で読んだとしても、あまりピンッ!とはこないでしょうね。実際にBCに出たあとで読むと、「なるほど~」と納得できることも多いと思います。BCが慣れてきたとしても、定期的に読み返すと確かな知識となっていくでしょう。
ガイド本というか「ルート集」というか・・・。バックカントリーのルートを紹介している本。はじめは栂池とか神楽とか、メジャーなエリアから入ると思いますが、だんだんと色々なことを知ってくると、他のところに行きたくなるのが常。そこで読んでもらいたいのがガイド本。
人が行くところに付いて行くだけでは、いつまで経ってもお客さん気分です。自分が「ここに行ってみたい!」というところができ、それに向かって自分でプランを組み始めることが、独り立ちのスタートラインなのです。自分の意思でBCに行くことが上達の早道です。
このページで書きたいのはこの項目です。初めてのルートに行く場合、何から情報を集めるでしょう。人からの話、ガイド本、ネットの記録、そして地形図。知ってる人の話は参考になるでしょう。他には・・・
ガイド本はだいたい固定された人が、同じ目線でガイド文を書きます。なので、その本の中のルートは基本的に同じ基準で書かれています。難易度だったり、素晴らしさだったり。だから、自分が行ったことのあるルートがあれば、それも目安に判断しやすくなります。行ったルートが多いほど、その精度は高まりますね。行ったことのあるルートの記事を読むと、今の自分のレベルと対比できます。これから目指そうとしているルートも、それと照らし合わせれば、だいたい想像が付くってもんです。ただ、天候や雪質などの条件によって難易度は大きく変わるので、注意は必要ですが・・・。
対してネットの記事ですが、これは不特定多数の人が、好き勝手に記事を書きます。基本的には参考程度に見るのが無難。情報の精度を高めるには、自分が行ったことのあるルートの記録を読み、その人の技量と自分の技量を比較してみます。この人が難しいと書いていたけど、自分のレベルでは楽勝だった・・・となると、この人が行ってるところは、大丈夫だろうと判断します。たくさんのルートをカバーしているサイトなら、使えるサイトってことになります。まあ、その時の条件(天候、積雪量・・・等)によって大きく難易度は変わるので、実行に移す際は総合的に判断することになりますが・・・。
ボクの場合は何通りかありますが、ガイドブックに載っているルートに行く場合、ガイドブックで基本的な情報を得ようとします。そのあとにネットの記録を予備知識的に付けます。
ネットの記録を元に行く場合もあります。ネットサーフィンしてて「ここいいなあ!」ってとこを見つけたら、まずは地形図で確認します。地形図には等高線しか出てませんが、色々なエリアに出撃しているうちに、だいたいそのあたりの山の雰囲気というものは想像できます。構想が立ったら、その他のネット記録を見て、予備知識を付けるというやり方です。
情報や記録のない山に行く場合もありますよ。地形図を見てて、「ここ良さそう!」って思ったとこなんかは・・・。ハズレもあるけど、当たった時の喜びは大きいです。
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