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アンダーウェアはチョイ昔までは化繊の下着というイメージ。綿は汗をかくと濡れるから、化繊やウールの下着を着用するものでした。最近ではコンセプト自体が少し変わってきているようです。ドライレイヤー+ベースレイヤーという形が定着しつつありますが、なんだかメーカー主導な気もします。
なんだかんだいっても、たかがバックカントリー。そこまで究極のレイヤリングを求めるほどでもないと思います。泊まりで山に入る場合とか、相当厳しい登山になる場合はまだしも、たいがいのバックカントリーは2~3時間登って滑っておしまいです。そんなのにヒマラヤでも通用するような装備は必要ないと考えます。もちろん最低限のところは押さえなければいけませんが・・・
その最低限のところが重要で難しいところですが・・・
これはファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュロングスリーブが代表的なもの。汗をかいて濡れると不快で体温が奪われます。なので、直接肌に接する下着は保水性ゼロの素材を。かいた汗は外に出し、撥水機能で濡れ戻りしないようになっています。
実際にわたしも持っています。使っているのは専ら沢登りなんですが・・・。沢登りは川に入ることが多く、全身ビショ濡れになります。しかし、このフラッドラッシュスキンメッシュロングスリーブを着てると、全く濡れた感触というものがありません。・・・というか、全く濡れていません。泳ぎまくる沢登りでも寒くなくて快適なのです。
貧乏性のわたしは、これをバックカントリーにまで使いませんが、濡れによる寒さが気になる人は是非試してもらうといいと思います。
ドライレイヤーについて先に書いたんですが、一般的にはウール系の登山で使われている下着を着用することが多いです。モンベル ジオライン M.W. ラウンドネックシャツあたりが定番でしょう。速乾性と保温性が必須です。ジッパー付きのほうが温度調節できていいかと思います。
このモンベル ジオライン M.W. ラウンドネックシャツには「薄手」「中厚手」「厚手」とラインナップされていますが、「薄手」が良いと思います。スキーは寒いからといって厚い生地が欲しくなりますが、アンダーウェアが暑くなってしまったらどうしようもなくなります。脱ぐわけにもいきませんので・・・。保温は中間着で確保しましょう。
他にも山メーカーから似たような、またはそれ以上の商品はラインナップされていますので、機能・性能などお好みで選ぶとよいでしょう。
こんなことを書いているワタクシ目は、専らユニクロのヒートテックです。一着980円は安いですよね~。あまりお勧めはできませんが、これまで一度も不具合を感じたことはありません。お勧めはできませんが・・・。
ベースレイヤーとはアンダーウェアと中間着の間に着る物・・・?長袖シャツに当たるものがそれですかね。代表的なものとしては、パタゴニア キャプリーン3ミッドウェイト ジップネック が代表的です。メーカーサイトのうたい文句が 「アルパインのルートで何週間も着用でき、氷河水流で洗えて、さらに走行中のバスの窓で乾かせるという実に便利なアイテムです。」 着心地が良くて、スキーだけでなく用途が広いのが便利なところ。アンダーウェアもそうですが、ジッパーは付いている方が何かと便利です。
まあ、実際のところこんな高級品でなくても、普通の綿以外の素材なら大丈夫でしょう。
オーバーパンツの下には何を履くか・・・とうことですが、なんでもいいんじゃないでしょうか・・・。下半身は上半身ほどシビアでないのは事実。よほどバリバリの綿でも大汗かかなければ大丈夫。
まあ、高級なところではホグロフス アクティブロングジョンですが、これも各メーカーから発売されております。さきほどのパタゴニアでもいいですし。
現実的には昔からやっている人ほどジャージ派が多いんじゃないでしょうか。または、登山用のズボンとか。ボクは厳冬期は薄手のフリースのタイツを履くことが多いです。春先になるとまたまたユニクロのヒートテックを履き、春になると短パンになります。直でもいいんですけど、お尻が冷たいので短パン。
現在というか最近は夏山登山でお馴染みのサポートタイツ。短パンの下に履くやつです。これをスキーでも履く人は多いです。一番理にかなってるのかもしれませんね。品揃えとして保温タイプもありますし。
最近は各メーカーからピンキリでラインナップがありますが、代表的なところで先駆となった ワコール CW-Xでしょう。イチローが履いてるやつです。衝撃緩和、筋肉疲労軽減、ウォームアップ、クールダウン効果等、トータルにコンディションを整えるタイツとして価値は高いと思います。
わたしも一時期使用していました。とくに不都合があったわけではありませんが、現在は使用しておりません。原始的なジャージ派へと退化・・・。
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