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スコップを携帯するということ、以前は目的が違っていました。雪崩の研究が進む前、10数年前までは穴を掘ったり、雪ブロックを掘り出したりするものでした。いわゆる本来のスコップの役目です。当時は1パーティーに1つあればよかったのです。
雪崩の研究が進み、スコップの用途が増えました。雪崩埋没者を掘り出すため、弱層テストをするためにも使うようになりました。これによって、1パーティーに1つあればよかったスコップが、個人装備として全員が持つことになったのです。
実際の話、堅い雪を掘れるスコップなら何でもいいと思います。しかし、大きさ、重さ、形状、携帯性などを求めると、ホームセンターで買うわけにもいきません。工事現場で使うような角スコが作業効率はダントツでいいんでしょうが・・・。
軽さを求めると、雪を掘る能力は低下します。作業効率は大きい方がいいですが、携帯性に優れません。あっちを求めると、こっちに不具合が・・・の綱引き状態です。そこでメーカーは全てにおいてバランスの取れた商品を開発するわけです。ブラックダイヤモンド、G3、アルバ、ボレーなど、バックカントリーに力を入れているメーカーが主流となっています。
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