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バックカントリーのヘルメット

当たり前ですが、ヘルメットは頭を守るのが第一の目的。岩やら木やら雪面(氷面)にぶつける可能性があります。また、ヘルメットはかぶるにこしたことはありませんが、頭でっかちになるので敬遠する人も多いはず。防寒だったら帽子で十分ですからね。でも、最近はだいぶスッキリしたヘルメットが多くなってきました。デザイン性も多様になってきてますし。みなさん、ヘルメットをかぶって滑りましょうね!

頭を守ってくれるヘルメット

ヘルメットというと工事現場の安全第一を思い浮かべてしまいます。バックカントリーにおいても、転倒して岩にぶつかったり、木に衝突したりと危険は多いもの。頭部を打った際、ヘルメットを着用してるのとしてないのとでは、ダメージは全く違うはずです。とくにスノーボードの場合は後頭部を打って、自覚症状がないまま死に至るなんて話もチラホラあります。

バックカントリーはどこに何が潜んでいるかわかりませんからね。ヘルメットをかぶって滑ることに慣れてしまったら、ヘルメットなしで滑るのは落ち着かなくなると思います。車のシートベルトもそうですよね。はじめは違和感がありましたが、今ではしていないと落ち着きません。それと同じです。

ヘルメットとゴーグルで果敢にヤブ突入!

ヘルメットの恩恵を実感できるのは、ヤブっぽいところを滑る時!もちろんゴーグルとのタッグです。小枝が繁茂するところに突っ込むのは、自らムチに打たれに行くようなもの。ヘルメットとゴーグルをしていれば、縮こまらなくても大丈夫。剣道の面をかぶっているようなものです。細いと思ってたのに太いのがあった場合は、撃沈されてしまうので注意。ボディーなんかを食らってしまいます。

防寒としてのヘルメット

防寒としてだけで考えると、やっぱり帽子などのほうが優れていると思います。耳あてとか色々と考えられてはいますけど、やっぱり堅い物でできているので隙間は気になります。とくに耳は包み込んでくれませんから・・・。薄い帽子の上からヘルメットを被るのが防寒としてはベストでしょう。

寒いばかりではないのがバックカントリー。無風の中をヘルメット&ゴーグルで登ってしまうと、顔だけサウナ状態です。ヘルメットはまだしも、ゴーグルは最悪ですね。かといってゴーグルをはずしてしまうと、頭でっかちになってしまいます。ヘルメットはゴーグルとセットで着用しないとかっこ悪いです。登りは帽子&サングラスで登りましょうね。クソ寒い時以外は。

ということは、ヘルメットを着用するのは滑る時だけ。滑りだしてしまえば寒いなんてことは滅多にありません。だったら、それほど防寒は気にしなくてもいいんじゃないかと、個人的には考えます。GIROのヘルメットを使っているんですが、ベンチレーションの詰めものは真冬でもはずしたまま。防寒よりも通気性が欲しいという感じですね。ま、このあたりは個人差がありますので、一概にはどうとは言えません。

形が悪いのが難点・・・

ヘルメットを被らない時はどうしてますか?ザックの中に入れる派と外に着ける派に分かれると思います。ザックの外に着けておくと、だいたい雪まみれになってしまいます。かといってザックの中に入れようとすると、そのぶん大きなザックになってしまいます。

最近ではバックカントリー専用のザックが増えてきました。収納できるタイプや、ヘルメットホルダーを備えた機種があります。ヘルメットをはじめスコップ、ゾンデ等、バックカントリーには特殊な装備が多いものです。それらを効率的に収納できるよう考えられているのがバックカントリー用のザック。検討してみるのもいいでしょう。

ちなみにボクはヘルメットは外付けです。いつも滑る前に雪まみれになっています。パンパンパンッ!とはたいて雪を落とします。少々雪が残っていても、あまり気にならないですね。

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