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バックカントリーで着用するオーバーパンツ。考え方は基本的にアウタージャケットと同じでよいと思います。違うところは、ジャケットは脱いだり着たりしますが、オーバーパンツはずっと履きっぱなしです。履きっぱなしが故のオーバーパンツの選択の仕方があります。
上半身はレイヤリングで温度調節をします。アウタージャケットは着たりザックに収まったりしますので、軽量&コンパクトなものを選びます。下半身は行動中に脱いだり履いたりしませんよね。オーバーパンツは常に履きっぱなしです。
生地的には厚めの1枚地か1枚地に薄いライニングが施してあるものがベター。保温材がありすぎると暑い時に厳しいです。寒い時はタイツをフリース地にするとかして保温を考えます。GWあたりの暑い時期は薄いタイツか地下履き。ボクは短パンの上に履きます。そうすると涼しいし、雪の上に座っても冷たくありません。
履きっぱなしということを考えると、防水&透湿の性能は、案外ジャケットよりも求めなければならないかもしれません。ただ、上半身に比べて下半身は感覚が鈍感?なので、シビアに考えなくてもよいという面もあります。
アウタージャケットほどではないにしろ、オーバーパンツもピンからキリまで品が揃っています。ジャケットと同じく、値段の差は「こだわり」の度合いの差。海外有名ブランドのの上位モデルは、目が飛び出すほどの金額ですね。
どのあたりを選べばよいでしょう?通常のレベルのバックカントリーなら、ベーシックなモデルで十分でしょう。ジャケットほどのデザイン性はないので、高級品を買う必要はないと思います。
ジャケットに比べると無頓着でも良さそうなオーバーパンツですが、やはり押さえておきたいポイントはあります。
・ポケット
アウタージャケットにも書いてますが、ポケットに入れる可能性のある物は何かと多いです。地図、コンパス、GPS、デジカメ、サングラス、ゴーグル、無線機、携帯、帽子、行動食、リフト券・・・等々。これらは普通ジャケットに入りますが、ジャケットを脱いだ時、フリースなどのポッケからはみ出たものは、オーバーパンツに入れることになります。春になり、上半身Tシャツなんてことも多々あります。こうなると、オーバーパンツにポケットがないと最悪・・・。まあ、最悪ザックに入れておけばいいんですけどね・・・。
・インナースパッツ
インナースパッツの付いていないオーバーパンツは雪を想定していないといってもいいでしょう。ないとブーツに雪が侵入し、ブーツの中は不快極まらない状態に・・・。ブーツを脱いだら湯気が立ち上るほど湿気のたまる場所です。ないものは買わない方がよいでしょう。
・両サイドフルオープン
春先でポカポカ陽気になると、暑さで不快になります。オーバーパンツは脱ぐわけにいかないので、両サイドにあるジッパーを開けて外気を入れます。フルオープンと書きましたが、腰の部分がパックリ開き、裾が脛まで開けばOK!ウ○コを手早く済ませられるのもグッド!
・ビブはOK?NG?
腹巻きをしているようなものなので、厳冬期は暖かくて重宝します。ただ、暑い時のことを考えたら、ビブはNGとボクは考えます。おなかだけ汗をかいてしまいます。
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