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バックカントリーのスキーブーツ

バックカントリースキーのブーツ全般について書きたいところですが、あいにく9年間テレマークスキーオンリーでやってますので、テレマークブーツ中心の内容で書きます。ただ、考え方としては、アルペンもテレマークも同様だと思います。

ブーツのランク

ランクとしましたが、「ランクが高い=値段が高い=カットが高い=上級者向け」という図式が出来上がります。ただ、ランクが高ければ良いというものではありません。個人のバックカントリーのスタイルで、選択するブーツが決まってくるのです。

滑り重視の人はガチガチにホールドされたブーツ、ツアー重視の人は歩行の軽快さを考慮してカットの低く柔らかいブーツを選ぶことになります。実際には間に数ランク存在するので、どこらへんで落ち着くかってことになります。

初心者だから・・・は

ボクもそうでしたが、ショップに行くと「初心者はライトなブーツから・・・」、「これが初心者向けです・・・」なんて接客を受けます。でも、考えてみて下さい!真剣に取り組む人は、初心者なんて最初のゲレンデ数回ってもの。すぐに初心者の域を脱するはずです。

初心者を卒業したからといって、はい次は中級者向けのブーツを買おう!なんて気軽に買い替えられるような安い買い物ではありませんよね。目指すバックカントリーの形を見据えて、ブーツを選択するのがベストです!かといって、これから始める人には、この先どんなバックカントリーを目指すのか・・・なんてことは、想像しにくいとは思います。

そこで、万能なブーツということで、スカルパのT2ecoがあります。悪く言えば、どっちつかず・・・。良く言えば万能なブーツです。履きつぶすくらいの期間は、これらに不満を感じることなどないと思います。

ショップは初心者には柔らかくてローカットなブーツを勧めます。これって逆じゃないですかね?ハイカットでガチガチなブーツほど、ごまかしがきいて滑りやすいと思うのです。柔らかいと不安定なので、なかなか滑るコツをつかむのが難しいはず。まずはごまかしの効く硬いブーツで、滑りの形を体に覚えさせることが肝心と考えます。

最後にテレマークについて

テレマークスキーというのは、元来前後左右に不安定だからこそ、編み出された滑り方。今ではガッチガッチのシェルに固められ、アルペン顔負けの滑りをすることができます。これってどうなんだろう・・・と疑問というか違和感というか、そんな微妙な心境になっている人は多いのではと思います。

細板&革靴の時代からテレマークをやっていた人たちは、時代を巻き戻して復刻盤テレマークに戻る人も多くなっているといいます。かたやNTNなる最強ビンディングも登場し、より幅広板に対応しています。

アルペンスキーはほぼ確立されたスキーですが、テレマークは滑りと同様に未だ不安定で、この先どういった方向に進んでいくのかは定まっていないのではないでしょうか。

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