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バックカントリースキーの装備(ウェア編)

バックカントリースキーのウェアについて

バックカントリーは管理されたスキー場ではありません。バックカントリーは雪山です。”バックカントリー”というなんだか楽しそうに感じる言葉に、ついつい気軽に考えてしまいますが、そこは危険な雪山の一部だという認識を忘れてはいけません。

・・・と、釘をさすような書き方をしましたが、バックカントリースキーはとても楽しい遊びです。危険な場所で楽しく遊ぶためには、最低限守らなければいけないルールのようなものがあります。

ルール・・・といっても、法律のようなちゃんとした決まりはありません。雪山で死なないため、遭難しないための、人に迷惑をかけないための、正しい知識、そのための訓練、装備、服装なのです。ここではウェアについて書いていきます。

アウタージャケット

詳しくは別項で書きますが、ゴアゴアのスキーウェアはバックカントリーには向きません。スキー場から1時間程度で登りが終わるような、お手軽なルートならいいでしょうが、登りが数時間に及ぶようなルートは、ちゃんとした冬山用のジャケットを用意しましょう。

ゴアテックスなどの防水透湿の素材のジャケットを着用します。できれば裏地のない(または薄い)軽いジャケットを選びましょう。真冬でもジャケットを脱いで行動することが多くあります。ザックに入れる時にもかさばる物は不向きですね。寒い時は、ジャケットの下に着る中間着などで調節します。レイヤリングってやつ。春になったらカッパで十分!

アウタージャケットジャケットの詳しいページへ

オーバーパンツ

基本的にはジャケットと同じです。ただ、パンツはいくら暑くても脱ぐことはないので、ザックへの収まりは考えなくてもいいでしょう。ウ○コする時や暑い時などに有効なのが、両サイドフルジッパーです。あとは、ジャケットを脱いだらポケットがなくなるので、最低2つはポケットのあるパンツにしたいところ。地図、コンパス、GPS、デジカメ・・・等、ポケットに入れるものは結構あるのです。インナースパッツは必須。

パンツはジャケットに比べて寿命が短い傾向にあります。高級品を買ってもどうせ3シーズンしかもたないので(僕の場合は)、高価なものは買わないことにしています。ゴアテックスじゃなくて「○○テック」みたいな。

オーバーパンツの詳しいページへ

中間着

一般的にはフリースがよく着られています。軽くて暖かいので、フリースは重宝します。フリースはあまり分厚いとゴアゴアになるので、適度な厚さのフリースにしよう。寒い時のために、下着とフリースの間に着る薄手の化繊も用意しましょう。

あと、最近ではソフトシェルの中間着も増えてきました。ジャケットと中間着のアイノコのようなソフトシェルですが、あれば何かと重宝しそうですね。

あと、中間着になるのか・・・タイツは必携。足はそんなに寒くなることはないので、薄手の化繊で十分。ボクはユニクロのヒートテックタイツを履いています。薄手のフリースを履く時もあります。春になると直履きしますね。

中間着の詳しいページへ

下着(アンダーウェア)

下着は化繊が基本です。今や常識ですが、綿など汗を吸う素材はNG。風が吹いたり太陽が隠れると、とたんに寒くなるのが冬山。汗で濡れた衣類が冷えたら急激に体温を奪われ、命にかかわる事態に陥る場合もあります。低体温症の原因にもなるので、ウェア全般に化繊を着るのが冬山の常識です。

アンダーウェアの詳しいページへ

帽子・手袋

帽子はこだわる部分はありませんが、雪が着きやすいものやかさばるものは避けた方がいいかもしれませんね。また、形によっては耳が出やすいものがありますので、試着する時のチェック項目に入れておくとよいでしょう。

手袋は当然冷たくならないもので、分厚すぎないもの。また、細かい作業をする時に手袋をはずすことになるけど、一番下に極薄の手袋をしていると、素手にならなくてすむので便利です。あとは予備の手袋とオーバー手袋はザックに入れておきましょう。風で飛んで行って、予備がなければ凍傷間違いなしです。

手袋・帽子の詳しいページへ

ヘルメット・ゴーグル・サングラス

ヘルメットは落石や岩などだけでなく、ヤブを滑る時に安心して突っ込めます。絶対ではないですが、できれば持ちたいものです。ゴーグルは滑るときには必須。深いパウダーはもちろんヤブでも役立ちます。登りの時にゴーグルを着けてると暑いので、登りはサングラスで登るのが普通です。

以上、ウェアの概略です。単品についての詳しいコメントはそれぞれのページを見て下さい。個人的ではありますが、裏技系のグッズにも触れたいと思います。

ヘルメットの詳しいページへ

ゴーグル・サングラスの詳しいページへ

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